カブの世界はつながりが強くて、リーファンエンジンを買っていただいた方にお会いすることが、よくあります。

色々な工夫が聞けて楽しいんですが、意外にもホンダ純正マフラーを着けておられる方が多いんですよ。

もちろん90のマフラーで、さすがに50のマフラーじゃエキパイが細すぎだと思います。

 

シリンダーヘッドの位置が15mmくらい伸びているので、ステーの穴を長穴にするらしいです。

いやー、経験者から言わせてもらうと、そんなの手作業でやったら何日掛かるか分からんでしょ。社外マフラー切って溶接した方が全然楽だし早いです。

 

でも一度頑張って長穴加工したステーを作ってしまえば、アマゾンとかで買えるこんな感じの純正ステー対応の社外マフラーが自由に選べるようになるってことですよ。

 

 

上がノーマルのステー。下が2日かかって長穴加工した物です。正直もうやりたくないです(笑)。

 

穴の位置や加工のコツが分かったので、次からはもう少しちゃんとした物が作れるはずです?

まあ自分の通勤カブに着けるんだからこんなもんでいいでしょ。

 

庭に投げてあった90純正マフラーを取り付けます。

次に作る時は、前側には大きめのワッシャーを溶接してやらんといけませんね。

 

はい、完成です。完全に、どノーマルですな。

 

エキパイ内径が3mmも細くなるのに、走りは全く同じで、音は格段に静か。なーんだ、この方がいいじゃん。

しかも、今まで懸案だった冷寒時の暖機運転がほとんど必要なくなり、冬場の早朝でもチョーク引いてエンジン掛けて、2〜3回アクセルをあおってからチョークを戻しそのまま発進出来る感じになりました。

 

やっぱり純正マフラーあなどりがたしです。