この写真だけみると「ああ、セル付きのカスタムと同じだな。」ってなるんですが、シリンダー&ヘッドとキャブは異常にデカいです。

スプロケットは、F16、R36です。トルク型のエンジンなので、ハイギアードにして早めのギアチェンジで走るのが気持ちいいですよ。

 

 

キャブは中華製の20パイ。おそらくタイのドリームとかウエーブの125に着いているキャブレターのパクリでしょう。

パワーと燃費を両立させようとすると、どうしても純正タイプになってしまいます。

ノーマルのエアクリーナーボックスが使えて燃料コックもそのまま使えるのがポイントですが、メインジェットは#90に交換していますし同じく中華製とおぼしきインマニも加工してあります。簡単に着いているように見えますが、ポン付けじゃなくて結構苦労してるんですよ。

 

左側に持っているのが同じメーカーの18パイ。タイカブ100EXに着いているキャブのパクリ商品です。見比べると大きさが明らかに違うでしょ。

 

 

ホンダ純正の遠心クラッチでは、クラッチ本体側にパチンコ玉みたいなパーツとケースカバー側に鉄板製の押さえがありますが、LIFAN社製では逆になっておりケースカバー側は球状ではなくローラーになっています。

 

ケース側のローラーパーツも外して純正ケースカバーに着けて下さい。意外にもサイズはピッタリで、いったい何のためにケースカバーが大きく張り出しているのか不思議な気持ちになってきます。

 

こっち側から見ると完全にノーマルに見えますね。

でもこのマフラーも社外品です。

何本も試してみて、このマフラーに落ち着きました

 

 

シリンダーが長くなっているので、そのままでは着くはずありません。

サンダーで切って溶接して伸ばして何個も作り、友人数人にも協力してもらってテストを繰り返しましたが、超ロングストロークゆえの振動に耐えきれず溶接部分がちぎれる事案が続出しました。いや、私の溶接が下手過ぎたのか?

 

徹底的に溶接して強度を出したらスタッドボルトが折れるところまでいってしまい、方向転換することにしました。

現在の仕様では、ステンレスパイプで伸ばしたところをサイレンサー側に差し込んでいるだけです。マウントも純正のステーのみですが、以外にトラブルはありません。

 

まあマフラーなんて一番好みが別れるパーツですから、これは暫定的な物と考えていただいて、あとは自分で気に入ったモノに交換して下さいって感じです。

 

 

セル付きモデルだと何の加工も必要ありませんが、セルなしモデルではスターターリレーやセルスイッチ、バッテリーに繋ぐ配線など結構な追加パーツが発生します。

綺麗にまとまっていますが、実際にやるのは大変なんですよ。

 

一番上にあるのは社外の進角するCDIです。ホンダ純正では50ccは進角しませんから、このパーツはかなり効果がありますよ。

 

 

実に意味不明な話ですが、セルなしの普通のスーパーカブとセル付き(角目のカスタム)とではCDIの配線が違います。

社外のCDIはセルなし車用なので、セル付きの車両に着ける時はカプラから黒/赤と黒/白の配線を抜いて入れ替える必要があります。

 

なんでこんな意地悪するんだろ。

 

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 このリーファン製エンジンに限ってなのかもしれませんが、チェーンラインが若干外にズレていて、車体側の個体差にもよるみたいなんですがスイングアームに干渉するみたいです。

 

フロントのスプロケットを、ちょっとだけ内側にズラしてやればいいだけですがね。

ホームセンターで売ってるワッシャーは1mm厚のモノばかりで、出来れば2mm厚のモノが欲しかったんですよねー。で、考えた挙げ句自作しました。

 

材料はガレージに何枚も転がっている純正のロックプレート。厚さ2mmで実にちょうど良い。

このようにサンダーで切断してやれば、20mmのシャフトにも対応出来ます。

 

 

はい、こんな感じになってます。

これで2mmほど内側に寄ったので、チェーンがスイングアームに当たってチャラチャラいうことはなくなります。